保護者の声【小5~ 在学中2年目】

我が家は夫の赴任に伴い2年2か月前にパースに越してきました。当時小学三年生だった息子は、現地のPrimary Schoolに1年3か月間通学した後、パース日本人学校(JSP)小学部5年に転入しました。

JSPの特色として第一に挙げられるのが、日本のカリキュラム(学習指導要領)に沿ったきめ細かな指導です。少人数クラスであるメリットを活かし、先生方が一人一人の生徒に対して、じっくりと指導にあたって下さっています。小学部5年生からの教科担任制など、個々の生徒が最大限能力を伸ばせるような指導的工夫がなされているせいか、生徒たちは学習に意欲的で、学力も総じて高いように見受けられます。少人数ならではの落ち着いた雰囲気の中で、皆毎日熱心に、楽しみながら学習や学校活動に取り組んでいます。
息子は現地校からの転入当初、日本式カリキュラムでの教育が1学年と数か月分不足している状態でしたが(※国語のみ土曜補習校にて学習)、その後半年ほどでそれまでの後れを取り戻すことができました。転入から10か月経った今では、成績が格段に上昇して、得意科目も増えてきました。これは本人の努力のみならず、担任の先生を初め、個別で補習等にあたってくださった先生方のおかげと強く感謝しております。また専門性の高い授業によって、幅広い分野に興味を持つようになり、学習意欲も飛躍的に高まっていると感じます。JSPでの学習が将来、何を学び社会の中でどういう存在になりたいかを考える機会にも繋がっているようです。現地校と比較すると、授業数および宿題の量もかなり多く、また日本人としてのマナーや礼儀作法にも特に厳しくご指導いただく点も、子どもの生活環境を整える上で非常に役立っていると感じています。

特色の第二として挙げられるのが、海外にある日本の私立校としての特別教育です。通常の質の高い(日本式カリキュラムの)授業に加えて、国際交流やオーストラリアについての理解を深める授業、体験学習も多く、学童期の子ども達にとって世界を知る貴重な機会となっています。特に総合学習や社会科、理科の授業においては現地理解を進めるための発展的な内容も多くとりいれられており、生徒の学問そのものに対する興味と、広く地域社会に目を向ける意識を養っていただいています。体験学習では、普段触れることのできない貴重な体験(小麦農場見学、修学旅行でのアウトバック体験、南極観測船しらせ見学)ができ、また地域社会との文化交流(パースモダンスクール、西豪州総督府、ジャパンフェスティバルでのソーラン節披露など)も、子ども達にとって一生の思い出に残るでしょう。日本人として、世界との繋がりを肌で感じる機会に多く恵まれていることも、JSPならではの素晴らしさだと思います。

特色の第三は、英語教育の充実です。全学年とも、レベル別に週4時間以上の英語、英会話の授業があります。加えて、希望者には週一回の補習授業もおこなわれています。現代の日本人にとって英語力向上は大きな課題の一つであり、親御さんの学校教育への期待も大きいと感じます。息子は現地校からの転入を経て今に至りますが、JSP独自の充実した英語教育体制は、息子にとっても大きな学習効果をもたらしていると感じています。
学童期に初めて海外に来た子どもにとって、英語は決して「自然に身に付くもの」「知らないうちにペラペラと話せるようになるもの」ではありません。我が子の体験を通して、海外生活のみで習得することは容易ではなく、何らかの学習活動の継続によって能力が向上するものであることを実感しています。息子は現地校に通学したての頃、英語力はほぼゼロに等しく、日本人のいないクラスの中で先生やクラスメイトの言っていることが分からず苦労しました。その後、本人の努力と先生や優しいクラスメイトの助けもあり、ようやく英語でコミュニケーションをとりながら授業に参加できるようになりましたが、息子自身、英語力に関しては自信を持てないままでした。1年3か月後にJSPに転入したのですが、驚くことに、JSPで英語の授業を受け始めてから息子の英語力は一層向上したのです。これには明確な理由があります。現地校は「英語を学ぶ」場所ではなく「英語で授業を受ける」教育機関であり、JSPはそれとは違い、第二言語習得という観点に立った英語教育を行っている学校だからです。息子の場合、現地校での生活の中で曖昧であった知識がJSPの英語授業によって正確なものに変わった結果、目に見えて語学力が向上したように思います。昨年秋に受けたTOEIC Bridgeで高得点をとれたことも、上達が結果として確認できる嬉しい出来事でした。JSPの英語の授業は、指導経験豊かな日本人教師とネイティブスピーカー教師の協力体制のものにおこなわれています。また個々のレベルと今後の英語使用頻度や目的(どの国に住みどんな教育を受ける予定か)に応じて最適なクラス編成がなされています。日本語が母国語の息子にとって、あくまで日本語を柱として、英語という第二言語を学ぶスタイルは非常に効果的となっているようです。

まとめとなりますが、JSPには現地校にも、日本の小学校にもない独自の特色がたくさんあります。日々熱心に子どもの教育に向き合い、質の高い授業をおこなって下さる優秀な先生方がいらっしゃいます。真剣に学習に取り組み、学校生活を楽しみ、礼儀正しく、明るく素直な生徒達がたくさんいます。海に近い緑豊かな環境も素晴らしく、校内には小規模校ならではのアットホームな雰囲気があふれています。保護者の一人として、子どもの無限の可能性を広げてくれる教育の場であるJSPに我が子を通わせることができ、大変嬉しく思います。そして何よりも、息子が毎日の通学をとても楽しんでおり、JSPでの学習を通じて将来への大きな夢を抱き、目標に向かって努力する姿を見られることが、親としては一番の幸せです。(了)(原文ママ)

保護者の声【小1~ 1年間 ・ 小5~ 2年間】

我が家は、長女が二年間、長男が一年間、お世話になりました。
在籍中は、親子ともに貴重な多くの経験をさせていただきました。
まず、現地校へ通っていた長女がJSPへの転入を決めたきっかけは、学年相当の漢字を間違えるようになったことが始まりでした。日本からパースへ来て、近所の現地校へ通い始め二年が経とうとしていた頃でした。当時4年生でしたが、聴講制度を利用して一週間通わせてもらい、本人の希望もあってその後の転入を即決しました。日本人としての文化や、思考の基礎となる国語力を身につけて欲しいとの親としての願いもありました。パースへ来るに当たり、いずれはJSPへと考えてはいましたが、振り返るととても良い時期だったと思います。
現地校からJSPへ転校し、予想していた英語力の低下は、年齢にもよるのかもしれませんが、長女に関しては殆ど心配ありませんでした。ネイティブの先生による英語の授業でのきめ細やかなご指導のおかげで、会話だけでなく国語力も維持出来たのだと思います。
JSPの素晴らしいところは沢山ありますが、まずは、先生方が非常に熱心で、志の高い先生が多く、必然子供達へとても良い影響が与えられるということが言えます。少人数ということもあるかもしれませんが、先生方の目がよく行き届いています。現地校からJSPへ転校した当初の長女は、文化の違いから戸惑うことも多々ありましたが、担任の先生の熱心なご指導の下、すぐに溶け込むことが出来、親としても、安心してお任せすることが出来ました。
長女、長男ともに、とにかく学校が大好きで、週末や休暇になるといつも「早く学校へ行きたい。」と言っていました。子供達皆がとても仲が良く、学年を越えて遊んだり互いを尊重し合ったりする様子は、見ていて微笑ましく嬉しいものでした。
また、JSPは行事がとても多く、現地校との交流を含め、しらせ(南極観測船)見学やキャンプ、修学旅行などなど良い経験が出来、それらも全て良い思い出となっています。
それから、長女の日本の中学受験に際しては、放課後のチャレンジタイムでの受験対策をはじめ、親子共に先生方から沢山のご指導をいただき、安心して試験に臨むことが出来ました。おかげさまで無事合格をすることが出来、感謝の気持ちで一杯です。
保護者の方たちも仲が良く、色々な情報交換や育児についてもよく話しをしましたし、また子育てに関しても熱心な方が多いので、親としてもとても勉強になり励みにもなりました。
以上、良いところを挙げればきりが無いのですが、JSPでの二年間は子供たちのみならず親である私達も、かけがえの無い貴重な時間を過ごすことが出来ました。JSPの教育の環境が素晴らしいことは言うまでもありませんが、異文化の世界の中で受けられる日本の教育であるということとともに、日常生活において両文化の対比が出来るということこそが異文化に触れることの醍醐味として際立っていると思います。
今後も、JSPでのこれらの経験が生かされていくことを確信しています。
ありがとうございました。
(原文ママ)

保護者の声【小1&小3~ 在校3年目】

パースへの赴任が決まり、我が家では子供たちの学校選び(現地校 or 日本人学校)は悩ましい問題でした。それぞれに魅力を感じていたため、親としてどちらかを決めきれず、最終的には子供たちの判断に任せることしました。子供たちはパース日本人学校(JSP)を選びました。

転校当初は戸惑っていた子供たちも徐々に慣れ、気づくと日本以上に楽しい学校生活を送っていました。南極観測船しらせ見学、ワイルドフラワー講習会、小麦農場見学、和太鼓実演、夏のキャンプ等、保護者としてもうらやましい行事はもちろんのこと、子供たちにとってはここで得た友達との毎日の学校生活そのものが何より楽しいのだそうです。兄弟のようにたわむれる子供たち、クラスが少人数なので各児童をよく把握されていてそれぞれに合わせた声掛けや指導をしてくださる先生方、がんばっていることを応援してくれ、できなかったことができるようになると一緒に喜んでくれ、得意なことは認めてくれるそんな雰囲気が低学年の下の子に自信を与えてくれているようです。2年生までは放課後の補習がないため、最終下校時刻まで学校の中庭で外遊びができるのもとても楽しいそうです。高学年の上の子は出身地が様々なクラスメイトとの価値観の相違や共通点を感じながらの会話や、自由に討論できる雰囲気の授業、その中でも特に緊張感をもって受ける専科の先生の理科・社会の授業が楽しいのだそうです。授業は教科書に留まらない興味深いものが多く、帰宅してから嬉しそうに教えてくれることも多いです。さらに放課後に行われているチャレンジタイムでは中学入試レベルの問題に触れています。勉強したい子供にはより発展的な学習の機会が与えられ、学校で「学ぶ楽しさ」をたくさん実感しているようです。また、日本の公立小学校での英会話の授業を受けてきた我が家の子供たちにとって、JSPでの英会話の授業は別物でした。フォニックスと文法を学びつつネイティブの発音を聞き表現を学び授業内外で実践して身につけていく授業が行われており、今では簡単な会話が聞き取れる程度にまでなっています。

子供たちにとって、JSPを選択したことは非常に良かったと思います。我が家はパース永住ではないため、いずれ日本へ帰国することになりますが、その時に、おそらく子供たちは充実したパース生活を振り返り、素晴らしい思い出の数々の中心にあるのがJSPでの学校生活だったと総括するのではないかと思っています。

これからパースでお子様の学校を検討されている方々へまずはJSPに体験入学されることをお勧めします。百聞は一見に如かず。ぜひ体験されてみてください。(原文ママ)

保護者の声【小1~2年間 & 小3~3年間在籍】

『パース生活、楽しかったね』。我が家での会話にしばしば出てくるセリフ、そして家族全員が頷く言葉。その時子供たちが思い出す光景にはパース日本人学校(JSP)がある。彼らにとって約3年間のパース生活の中心がJSPであった。特に「子供の成長」と「家族の絆」はJSPが我が家に与えてくれた大きな宝物である。

子供たちをJSPに通学させて最もよかったと感じる点は、授業、課外活動により成長する場を多く与えてくれることである。授業においては、クラスの人数が概ね10名以下と小さいことや先生方の教育熱心さもあり、濃密かつ臨機応変な教育をしてくれた。教科書に則った学習もさることながら、子供たちの興味の扉を開いてくれるような授業が多く、オーストラリアの自然・歴史・産業から南極観測の意義、日豪関係まで、パースならではの素材を上手に生かした授業が多かった。課外授業には遠足、キャンプ、修学旅行以外にも、小規模校ならではの手作り感一杯の学習発表会などがあり、大変充実していた。課外活動もすべて「学び」の視点から組み立てられており、例えば学習発表会であればチームワーク、リーダーシップや、少々大げさだがプロジェクトマネジメントまでが身につくような進め方が見られた。JSPは小規模校かつ学年の垣根を越えた活動が多いこともあり、学年間・男女間の垣根が日本の学校と比較して圧倒的に低い。その結果、我が家の子供たちも低学年の時期には高学年から色々な生活の知恵を学び、高学年になってからは生徒たちを引っ張るリーダーとしての役割を自然に担えるような環境であったようだ。このようにJSPが子供たちに様々な「成長機会」を与えてくれたことに感謝している。

次に、JSPは家族の絆を深めてくれたことについて少しお話ししたい。JSPでは両親が学校と関わる機会が多く、家族皆で学校を盛り立てるという雰囲気がある。日本の小学校に通学していた時には考えられないくらい学校に対する親の関わりが大きく、また親の関わりを前提とした学校運営がなされており、子供たちだけでなく、親もJSPに所属している、という気さえしていた。また先生方は家庭での家族対話をうまく醸成してくれるような授業の進め方をしてくれていた。先生は「親の仕事に興味を持つ」ことを教えてくださっており、「親と一緒に考える」宿題も多く出してくれていた。また通学は基本的に親による自動車送迎であり、送迎中に自然と家族間の会話が多くなる。結果として学校での悩みを家族で共有したり、勉強・課外授業での成果を家族全員で喜び合ったりということが多く、JSPという共通の話題により家族がよくまとまる機会が多かった。このようにJSP通学を通して培った家族の絆は我が家の財産である。

海外駐在員にとって、「子供たちの教育」というのは大きな懸念点であり、我が家でも日本人学校、インターナショナルスクール、そして現地校という3つの選択肢に迷う面もあった。パース日本人学校を選択したのは、事前に体験授業に参加させてもらい家族全員が気に入ったからである。(但し子供たちからするとJSPであれば現地校での「英語の恐怖」から逃れられる、という消極的理由があったことも否めない)。この選択が我が家によって大正解であったことは『JSPの先生、友達と会いたい』と繰り返す子供たちの言葉から確信できる。(原文ママ)