The Japanese School in Perth
 
  

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世界一孤立した街“パース”

 パースは、西オーストラリア州の州都で、このくらい大きい街の中では、世界で一番孤立していると言われています。東の方には、南オーストラリア州の州都アデレードがありますが、2,200qも離れています。また、北の大きな街といえばシンガポールで、西にはインド洋が広がっています。

 

 

 正式なパース市は、CITY OF PERTHと呼ばれる所で、面積が61.19平方キロメートル、人口がおよそ8万人にしかすぎません。しかし、「パースの人口は、およそ 120万人」といわれるように、普通、パースの街と呼ばれるのは26の市(CITY)を合わせたメトロポリタン地域と呼ばれるところを指します。これは、南北およそ100q、東西およそ50qで、面積が5,369平方キロメートルという広さです。

 

 パースは、南緯32度に位置し、赤道をへだてて緯度がほぼ同じ鹿児島市と1974年から姉妹都市の関係にあります。南半球にあるオーストラリアでは、季節が日本と反対で、一番暑いのは1月か2月頃です。夏のパースの平均気温は、24度くらいで、冬の平均気温は13度くらいです。夏には、最高気温が30℃を越える日が何日もありますが、湿気が少なく乾燥しているので、日本のような蒸し暑さはあまり感じません。時には最高気温が40℃を越え、夜になってもあまり気温が下がらず、寝苦しい日もまれにあります。

パースの一年間の降水量は、およそ870oで、鹿児島市の、2,400oに比べるとずいぶんと少ないです。また、夏にはあまり雨が降らず、冬によく降ります。この雨は、日本のように一日中降り続くというようなものはあまりありません。降り出したかと思っていると、何分かすればやんでしまいます。晴れ間がのぞいて、しばらくすると、また降り出すというようなことが多く、普通「シャワー」と呼ばれています。

 

 パースの中心にはスワン川が流れ、その北側にはビルが立ち並び、役所や官庁が多く、いろいろな会社の営業所などがあります。日本国総領事館もこの通り(セントジョージステラス)にあります。マレーストリートやヘイストリートには、デパートやいろいろのお店が集まっています。パース駅の北側には、レストランなどのお店がたくさんあります。また開拓時代に、囚人の働きなどによって建てられた時計台のあるパース・タウンホールをはじめ、古い建物も多く残っています。

 

 パースには、あちこちに広い公園があります。その中でも中心街の北側、スワン川そばにあるキングスパークはとても有名です。面積405fの公園では、いろいろな種類の木や花を見かけることができます。とくに春には、カンガルーポーなどのワイルドフラワーがきれいに咲き乱れます。また公園からスワン川の街の眺めもすばらしく、市民の憩いの場になっています。

 

(参考文献)・パース日本人学校社会科副読本「パース」より抜粋
<1994年1月11日パース日本人学校社会科部編集>

なお、この副読本は、以下の文献を参考に書かれている。「西豪州概要」(在パース日本国総領事館)「パース案内」(在パース日本国総領事館)「オーストラリア・西オーストラリア州概況」(日本貿易振興会)「学校要覧・学校案内」(パース日本人学校)「私たちの西オーストラリア」(パース日本人学校)